最近休日になるとやる気が起きず、1日なにもしないまま終わってしまうなんてことありませんか?
実はそれ、自律神経の乱れが原因かももしれません。
私も半年前、なんだかだるくて全然やる気が出ず、だらだらと休日を過ごしてしまうことが多く悩んでいました。
せっかくの休日にダラダラするのはもったいない!!となんとか改善する方法はないかと調べ、自律神経を整えるために半年間実践したことも紹介します。
この記事を機に自律神経を整えるきっかけになれば嬉しいです。
もくじ
そもそも自律神経とは?
私たちは呼吸をしないと生きていけません。でも四六時中呼吸をしようなんて考えたりしないですよね。ではどうやって無意識のうちに呼吸をしているのか、その答えは自律神経にあります。
自律神経は私たちが呼吸をしたり体温を調節したりなどを自動的に生命維持機能をコントロールしてくれる役割を担っています。
自律神経には主に私たちが起きている昼に優位な「交感神経」と眠っている夜に優位な「副交感神経」に大きく二つに分けられます。
交感神経が優位だと運動をしたりストレスを感じる緊張状態になり、
副交感神経が優位だと逆に体や心を鎮めてリラックスした状態になります。
理想は仕事や家事など作業をする時は交感神経が優位で、寝たりする時は副交感神経が優位の状態です。
この二つのバランスがどちらかに偏っていると緊張状態が続いたり何もやる気が起きなくなったりするのです。これが自律神経が乱れた状態と言われています
私たちが意識せず呼吸できているのも自律神経のコントロールのおかげなんだね
休むことなく24時間ずーっと働いてくれているのかぁ
少しでも当てはなると自律神経乱れてるかも?
では次に自分の自律神経が乱れているのか、リストをチェックしていきましょう。
- 最近よく眠れない
- 朝起きるのがしんどい
- めまいや耳鳴り、頭痛がする
- 肩こりや腰痛がする
- 最近運動をしていない
- 胸焼けや胸に圧迫感がある
- 人間関係に悩みがある
- よくイライラする
- すぐに悲しくなって落ち込む
- 便秘や下痢気味
- 満腹感が続いて食欲がない
- 活動時間の昼夜が逆転している
- 手足が冷えている
- 生理不順
- 雨など気候の変化によって体調が悪くなる
- 唾が上手に飲み込めない
- 猫背っぽい
当てはまった数が多ければ多いほど自律神経に負担がかかっているそうです。
自律神経に負担がかかった状態を放置して悪化するとうつやパニック症状にも繋がるともいわれています。
これ以上悪化させないためにも次に紹介する自律神経を整える習慣をいまの生活習慣に取り入れていきましょう。
自律神経を整える習慣
自律神経を整えるために習慣にしていきたいことは以下になります。
- 日光に当たる
- 朝起きたらコップ一杯の水を飲む
- 朝昼しっかり動いて夜は良質な睡眠をする
- 決まった時間に食事をする
- 栄養バランスを気にした食事をする
- ストレッチやヨガなど簡単な運動をはじめてみる
- (猫背の人は特に)良い姿勢を心がける
- 食物繊維や乳酸菌を積極的に取る
- 甘いものを取り過ぎない
- ストレスを溜めない
- 自分を否定しない
とはいえ仕事などの色々な都合ですぐには習慣が変えられないこともあると思うので、できそうなことから少しずつ無理なく取り組んでいきましょう。
無理に取り入れても負担になってしまって続かなくなってしまいますからね。
整えるために半年間実践したこと
私も上の習慣全部は無理だったので簡単なことから始めていきました。
実施したのは以下です。
- ちゃんと決めた時間に起きて寝る
- 日光に当たるためにお昼散歩に出る
- 朝起きてコップ一杯のお白湯を飲む
- ストレッチや軽い運動をする
まずはこの4つの習慣から始めてみました。
ちゃんと決めた時間に起きて寝る
まずは生活のリズムを整えたかったのでこれにしました。
これを決めるまで私は夜更かしをして昼過ぎ、ひどい時は14時過ぎに起きる生活をしていました。ずっとその生活をしていたので最初こそちょっと起きるのが大変でしたが早く起きた分1日の作業時間が増えて仕事効率も上がったため続けることができました。おかげで今では朝の7時には完全に起きれるようになり夜は自然と23時には眠くなるようになりました。
日光に当たるためにお昼散歩に出る
歩く動作は体の機能が整うらしいので日光を浴びるついでに散歩も追加しました。お昼休みの時間を使ってお散歩に出ることにしました。私はインドア派なので普段用事以外は家から一歩も出なかったのですが、いざ散歩に外に出てみると「最近暖かくなってきたな」「もう桜が咲いてきたな」みたいに季節を感じれたりして普段家にいると気づかないことがいっぱいで楽しかったです。あとは「これカメラの練習にもなるな」とも思ったので今では犬と一緒にカメラを持って近くの公園に出かけています。
あまり長時間散歩すると疲れて午後の仕事に支障をきたすので軽く10分や15分くらいにしています。
朝起きて白湯を飲む
水でもいいと思うのですが朝白湯を飲む方が多いのでなんとなく白湯を飲んでいます。これは簡単なので続けれました。忙しい時は常温の水を飲んだり時間がある時はレモンの果汁を入れてレモン水にしたり自分でアレンジしてみてください。
ストレッチや軽い運動をする
散歩もそうですが普段家にこもりっぱなしなので運動不足を解消したくてこれも始めました。肩こりや腰痛なども実は自律神経の乱れからくるものなのでまずは筋肉をほぐしたり血流を良くするためにストレッチから始めて、だんだん慣れてきた今ではがっつり45分間YouTubeの有酸素運動をやっています。
おかげでひどかった肩こりや猫背が少しずつ改善されてきました。
私は昼は日光を浴び、運動も始めたから夜早めに眠くなるようになり朝も早くに起きれるようになったとので「何かを達成するためにこれも一緒に始める」みたいにセットで習慣を始めるといいかもしれません。
私はテレワークで常に家にいるから続けれた習慣もありました。なので全部は参考にならないところもあることもあるかもしれませんが、自分の今の生活習慣を見直してまずはコレだけは続けれそう!というものから取り入れて慣れてきたら徐々にやれることを増やしていってみてください。
自律神経の改善にはかなりの時間が必要と言われています。
私も半年間続けても完全には自律神経の乱れが改善されたわけではありません。
長く続けていくためにも「毎日やる」とハードルを上げ過ぎず1週間に一回、3日に一回でも全然いいので小さなことからコツコツと生活習慣を変えていきましょう。
モチベーションを保つためにも1つでも出来たら「えらい!」と自分をちゃんと褒めていくのも大事だよ
ストレスを溜めないリフレッシュ方法
ここまでは生活の習慣について触れてきましたが、自律神経の乱れにはストレスなどの心情的なものも原因だったりします。
日々生きていくと人間関係、金銭の不安、将来の不安…などなど
どんな生活をしていても絶対にストレスを感じることは避けられません。
まずはストレスをどんどんため込まないために考え方から変えてみるようにしましょう。
私も人見知りなので人間関係や対人の会話などで結構ストレスを感じやすかったのですが「他人はそんなに他人を見てない」「もうこの人とは二度と会わない」と思うようになってからだいぶ楽になりました。
他にもストレスを感じることがあると無理やり楽しかったことや自分の好きなことを考えるようにしています。これってとても大事なことで、脳が「楽しいことを今やっている」と勘違いしてしてくれるんだそうです。
あとストレスを上手に発散していくために何かハマるものを見つけて自分なりのリフレッシュ方法を見つけることが重要です。この何かにハマる、熱中するというのが大事な気がします。こういう楽しいことに熱中できるのは副交感神経を働かせてくれるので心も体もリラックスできるのです。
私がストレスを溜めないために有効的なリフレッシュ方法はゲームでした。なんとなく友人に勧められて始めたら面白くてどんどんハマってしまいました。
ゲームにハマってからはそのゲームの攻略を考えたり、調べたりする時間などで毎日が楽しくて心に余裕ができました。そしてそれをやるたびにストレスもこまめに発散されていくし前のように悩みが常に頭の中をぐるぐるすることがなくなりました。
据え置きゲームはお金もそんなにかからないのでおすすめだよ
ゲームはちょっと…という方でもゲーム以外にも筋トレなどの運動だったり、好きなアーティストを見つけたりなにか自分がはまりそうなものや趣味が必ずあるはずです。これを気にぜひいろいろと探してみてください。
もし自分で見つけるのが難しかったら、友達や家族の好きなものを教えてもらうと案外ハマったりするかもしれません。そしてそれについて一緒に語り合ったりしてもいいと思います。
まとめ
自律神経のコントロールは生きるために必要な機能を活発にしたり、リラックスさせて休ませたりしてくれる大事なものです。
このコントロールが乱れるとやる気が出なかったりいつも怠いような状態になってしまうのです。
そして自律神経の乱れの改善には生活習慣の見直しやストレスの発散などが有効と言われています。
だからと言って改善のために無理をして上の習慣を全部取り入れようとせず、できることからコツコツと少しずつ取り組むようにしましょう。
私もちょっとずつ試した結果、最近朝スッと起きれるようになったり休日ダラダラしなくなる日が減りました。
楽しくのんびり続けていこう
さいごに
自律神経を整えるためにオススメな習慣を紹介しましたが、あくまでこれは症状が軽かったり悪化させないためのや予防の習慣なので、すでに症状が重い方はまずは医療機関にしっかり相談していきましょう。